「海賊黒うさぎ」って、どんな絵本?

前回お話しした「うさぎ絵本」をいろいろ制作している内に、「海賊リボン社」のマスコットが必要かも?と考え、黒いうさぎが赤い眼帯しているというシンプルなキャラクターを考えたんです。白い本にリボンをかけた後、その黒うさぎのシールを貼るという目的で作ったのですが、何だか、この黒うさぎ動きそうだぞ?と感じて、そのまま、白い紙に絵を描き始めてしまいました。

だから、タイトルは、そのまま「海賊黒うさぎ」。

「うさぎ絵本」シリーズの第五弾に当たります。

で、どんな本?かと言いますと、

まず、赤い眼帯の黒うさぎが「おれさまは悪いことはしない」と正面切って宣言します。

それから、ごろんと横になって「もちろん良いこともしない」ってヒマそうに言うんです。

そして、「何もしたくないんだから」って、かっこつけてポーズを取るんですよ。

自称孤独という黒うさぎが、いろんなうさぎたちとハチャメチャなことを引き起こすというお話なんです。

これは、もう、絵を描きながらお話がどんどん進んでいったので、私自身、楽しんで作っていきました。画材は、色鉛筆です。

海賊黒うさぎ」っていうくらいなので、もちろん、海賊になるという話です。

マンガ的なノリですので、何じゃこれ?って笑ってくれたら、嬉しい♪

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小説「アリス旅行」は、「海賊リボン社」発の「うさぎ絵本」です♪

海賊リボン社」というのは、私が普段制作しているアートブック「海賊本」に、リボンをかけるというイメージで作り上げた名前です。

装丁とは何か?と考えた時に、本にラッピングするようなものではないか?という一つの考えが浮かび、それを形にしてみたのです。

というわけで、白い表紙にリボンがかかっているわけですね。

それから、「うさぎ絵本」とは、うさぎのイベントに出展するために制作した、うさぎの絵が描かれた本のことで、その時、全部で、7点作ったのですが、この「アリス旅行」は、その7作目。

絵本ではなく、小説に挿絵をつけたというものです。小説は2010年作。挿絵は2012年作です。

小説といっても、物語と童話と詩が混在している不思議な作品です。もちろん、うさぎが出てきます。アリスと名乗る少女が、ある男性をパン屋のメルヒェンさんと間違えるという場面から始まるんですね。

果たして、本当に間違いだったのか? 

水曜日の下弦の月に生まれた男性の誕生日に贈られたものとは?

少女アリスの「今夜は半月。下弦の月。半分の自分と出会う日よ」という謎の言葉。

人生の中で何を受け取り、何を失い、何を探し、何を見付けたのかを詩と童話と物語で表した小説です。

ちなみに、この小説を書いた時のタイトルは、「アリス旅行ーセイレン通りとブルドー川の間に夢が降る」でした。

もう一つ、言ってしまうと、「アリス旅行」は、私の自主映画作品のタイトルと同じです。

ずっと未完のままのビデオ作品だったのですが、去年、2014年に、この映像作品を引っ張り出し、編集し、シナリオを変更し、アフレコして完成させたのです。

が、この小説を書いている時は、まさかそんなことをするとは思わなかったので、同じタイトルを付けたんですね。

気に入っていたタイトルだったので。

それから、自分の大切な物を探すというテーマが同じだったので。

映像作品が気になる方は、こちらもどうぞ。

http://01yuko.wix.com/yukomovies

ZINEとして復活した「3冊組 初期詩集 A」の思い出。

詩を書きたいと思い始めて、最初に、これだ!と感じたのが、「考える場所」という詩です。

まさに、記念すべき作品☆

その詩は、「3冊組 初期詩集 A」の初期第一詩集である「明彩」の1ページ目に、収録されています。

「明彩」というタイトルは、造語。迷彩と色彩を掛け合わせたイメージ。

反対語として作った言葉「黙彩」という詩は、詩集の真ん中あたり11編めに載せています。

20編は、同時期に制作し、ラストの詩「明彩」のみ、7年後に制作。タイトルと同じ詩を作ろうと思って書いたのですね。

初期第二詩集「空の音 水の月」は、今回、タイトル変更しました。もともとは、「ことばのレシピ」。

ことばを組み替えたりして、1つの詩から派生した別の詩を作るというコンセプトの詩集だったのですが、分かりやすくするために、実験的な詩はカットして、タイトルも変えたというわけです。

初期第三詩集「詩の境界線」は、好きな詩人の詩を集めて、私家版を作っていた時に、自分の詩も入れようと思って、「詩の境界線」という詩を書いたんです。その後、それに合わせた詩を書き、自分の詩だけをまとめて1冊の詩集にしました。

どの詩集も、いろいろ試行錯誤していた時期のものなので、多くのものが詰まっています。

この三冊は、アートマーケットのようなところで、水玉模様の表紙のビーズ和本として、販売したのが最初のお披露目です。

この時、出せば、必ず売れていたのが、当時、「ことばのレシピ」というタイトルだった、初期第二詩集「空の音 水の月」。赤い水玉の表紙でした。

新しい形でもう一度作ることは考えていなかったので、ZINEとしてお見せすることになるなんて、思いもよりませんでした。そんなこんなで、「3冊組 初期詩集 A」は、思い出深いですねー☆